eFFで解説放送素材のラウドネスを測定・補正
放送用完パケファイルのラウドネスを直接測定あるいは補正可能なeFFは他社の製品に装備されていない日本独自の音声モード素材のラウドネスを測定・補正する機能が装備されています。ここではその設定方法と測定補正方法をご説明しています。ステップ1から8まで順に作業してください。
1. 解説放送メイン側プロファイル新規作成するためにセッテイングボタンを押し、新規プロファイルとして
解説放送メインを作成します
2. 新規プロファイルダイアログにラウドネス運用規定 TR-B32を選択します
3. 『解説放送メイン』と入力する
4. チャンネルレイアウト1-8と設定を校正する。1-8はデフォルトでステレオに設定されていることを確認
Apply to Stereo Pair One[Ch1+2]を☑します。ARIBで規定されています
5. 設定保存を押し、『解説放送メイン』プロファイルを保存します
6. 続けて解説放送サブ側プロファイルを作成します。メイン側プロファイルと異なるのは設定タブ内のみで
すので、プロファイル名『解説放送メイン』を『解説放送サブ』と書き換え、ひとまず設定保存を押し、
一時保存します
7. 設定タブへ進み、レフトモノをライトモノへ変更します。またApply to Stereo Pair One[Ch1+2]を☑で
あることを確認し、違う場合はメインと同じ設定にします
8. 設定保存を押し、解説放送メインプロファイルを保存します
10. ソースを選択して、解析ボタンを押します。ここではステップ9で補正を☑していないので測定のみで
終了
11. 補正へ進む場合は補正出力先選択、ファイル名を指定したうえで、補正ボタンを押します。
この操作で補正を実行し、完了します
12. 解説放送サブを測定(補正)するにはeFF UI左側で『解説放送サブ』を選択します
13. 補正されたメイン側のソースを選択して、解析ボタンを押します。ここではステップ9で補正を☑してい
ないので測定のみで終了
14. 補正へ進む場合は補正出力先選択、ファイル名変更する必要がある場合はファイル名を指定した上、
補正ボタンを押します。この操作で補正を実行し、完了します